馬券

競馬で回収率を上げるための馬券の買い方を解説します!

umajukucho

こんにちは!ウマ塾長です。

この記事では、競馬で回収率を上げるための馬券の買い方を解説していきます。

期待値の高い馬を見つけたとしても、それを上手く馬券に反映させることができなければ回収率は上がってきません。

そのため、回収率を上げるためには、馬連や3連単などの様々な馬券の種類を使いこなす必要があります。

できるだけ分かりやすく解説するので、少しでも参考にしてくれたら嬉しいです。

馬券の仕組み

馬券はJRAとの戦いではなく、他の馬券購入者との戦いです。

海外ではブックメーカー方式といって、馬券を発売する胴元がオッズを決めています。

しかし日本では、パリミュチュエル方式が採用されているため、馬券が購入されることでオッズが変動する仕組みになっています。

馬券が売れた金額の25%分をJRAが控除し、残りの75%分が払い戻しに使われます。つまり、馬券購入者の間でこの75%分を取り合うのが馬券というゲームなのです。

もうすでにお気付きの方もいるかと思いますが、他の馬券購入者と同じ予想をしていては永遠に回収率をプラスにすることはできません。

回収率をプラスにするためには、他の馬券購入者を出し抜く予想が必要となってきます。

馬券の種類

ここからは、馬券の種類について解説していきます。

単勝

単勝とは、1着の馬を当てる馬券です。

最もシンプルな馬券のため、初心者の方にはおすすめです。

馬券の勝ち負けは置いといて、推しの馬を素直に応援したいときには単勝を買うと良いでしょう。

しかし、回収率をプラスにしたいのならば、単勝を買うのは得策とはいえません。

なぜなら、買い目を絞ることができないため期待値を積みにくいからです。

中央競馬はフルゲートが18頭のため、仮に18頭出走したとしても確率は18分の1です。

18分の1だと、他の馬券購入者を出し抜くのが難しいため単勝で回収率をプラスにするのは至難の業といえます。

しかし、海外レースに限れば話は別です。

JRAが発売する海外レース(凱旋門賞やブリーダーズカップなど)では、日本馬の単勝が飛ぶように売れます。

なぜなら、日本の競馬ファンが収支は度外視して日本の馬を応援するために単勝の馬券を買うからです。

裏を返せば、強い外国馬の人気が本来のオッズよりも高くなっていると言えます。

海外のブックメーカーのオッズとJRAのオッズに差がある場合は、海外では人気しているが、JRAのオッズでは過小評価されている外国馬を狙うだけでかなり期待値を積むことができます。

というわけで、日本で発売される海外レースは、外国馬の単勝を狙っていきましょう。

複勝

複勝とは、3着以内に入る馬を当てる馬券です。

最も当てやすい馬券のため、とりあえず馬券を当てたい人にはおすすめです。

しかし、単勝と同じく期待値を積みにくいため馬券で継続的に勝ちたい人には複勝は向いていません。

枠連

枠連とは、1.2着の馬の枠を当てる馬券です。このとき、1.2着の順番は関係ありません。

枠連を買う人はなかなか見かけませんが、実は馬連よりも枠連を買ったほうがお得な可能性があるケースが存在します。

それは、自分が馬連を買おうとしている2頭が同じ枠に入ったときです。

例えば、1-2の馬連を買うよりも1-1の枠連を買ったほうが配当が大きいことがよく起こります。

もちろん、馬連のほうが配当が大きいケースもあるので締め切り直前までオッズをチェックすることが大切です。

馬連

馬連とは、1.2着の馬を当てる馬券です。このとき、1.2着の順番は関係ありません。

1.2着に来る馬は予想がつくけど、順番までは分からないときは馬連がおすすめです。

単勝、複勝、ワイドと比べると難易度は上がりますが比較的当てやすい上にそこそこ配当も期待できるので中級者向けの馬券といえるでしょう。

馬単

馬単とは、1.2着の馬を順番通りに当てる馬券です。

本命馬と対抗馬の差が大きいと考えたときは、馬連よりも迷わず馬単で勝負することをおすすめします。

また、本命馬もしくは対抗馬が人気薄のときは、馬連を買うよりも馬単の裏表を買ったほうが得策です。

もし人気薄のほうが1着に来たときは、馬連の数倍の配当を期待できるからです。

馬連で守りに入るのではなく、積極的に馬単を狙っていきましょう。

そのほうが、期待値を積みやすいです。

ワイド

ワイドとは、3着以内に入る馬のうちの2頭を当てる馬券です。

ワイドの特徴は、1頭までは予想していなかった馬が来ても的中できることで、非常に人気がある馬券です。

オッズはそこまで高くはなりにくいですが、1頭は予想が外れても良い分、思い切って少ない点数で勝負することができます。

3連複

3連複とは、3着以内に入る3頭を全て的中させる馬券です。ただし、順番は関係ありません。

フルゲートの場合、18頭のうちの3頭を当てるわけですから、かなり難易度が高い馬券です。

本命馬や対抗馬が勝つかどうかまでは分からないけれど、3着以内に入るのは堅いと思ったときや、どの馬が勝つのかは全く予想がつかないが、好走しそうな馬が数頭まで絞れているときは3連複がおすすめです。

3連単

3連単とは、1着.2着.3着の馬を順番通りに当てる馬券です。

馬券の中で最も的中させるのが難しいですが(WIN5やトリプル馬単を除く)、その分的中したときの配当はかなり大きくなります。

1着の馬が予想できて、2.3着に入る馬も絞れているときは迷わず3連単を狙っていきましょう。

3連単は18頭立ての場合18×17×16=4896通りになるので、これを当てるのは至難の業といえますが、裏を返せば他の人と差をつけやすいと考えることもできます。

基本的に馬券は絞れば絞るほど期待値が上がります。絞るということは、それだけ他の馬券購入者と差をつけられるということです。

例えば、18頭立ての場合、単勝が的中する確率は18分の1ですが、3連単が的中する確率は4896分の1です。3連単を200通り買ったとしても、約24分の1なので3連単を買う方が絞れています。

つまり、ほとんどの場合単勝を買うよりも3連単を買ったほうが期待値を積みやすいということになります。

究極は3連単で最も期待値の高い馬券を1点買いするのが理想的ですが、それでは一生当たらないので少なくとも10通り~20通りくらいは買うのをおすすめします。

このように、3連単が最も期待値の高い馬券で、他の馬券購入者とも差をつけやすい最強の馬券です!

応援馬券

応援馬券とは、単勝と複勝をセットで購入できる馬券です。そのため、各100円で購入した場合は、合計200円必要となります。

応援馬券は、推しの馬を応援するために記念として購入し、そのまま換金せずに大切に保管している方も多くいらっしゃいます。

また、応援馬券はインターネットでは購入できないため購入する場合は競馬場かWINSに足を運ぶ必要があります。

このように、応援馬券は少し特殊な馬券ですので収支は度外視して推しの馬がレースに出るときなどに記念に購入することがおすすめです。

WIN5

いよいよWIN5の登場です。WIN5は指定された5つのレースの1着の馬を全て的中させる馬券で、中央競馬の日曜日のみ買うことができます。

5つのレースが全て18頭立ての場合、的中確率は何と1,889,568分の1です。

かなり天文学的な数字ですが、WIN5にもコツがあります。

1つ目のコツは、期待値の高い馬を狙うことです。これは、どの馬券を買うときにも共通して言えることですがWIN5も例外ではありません。

2つ目のコツは、対象レースの前半は絞って買い、後半のレースを少し厚く買うことです。

基本的に、馬券購入者はハラハラするのを最後まで楽しみたいため最初の方のレースほど厚く買う傾向があります。

その思考を逆手に取り、他の馬券購入者と逆の行動を取ることで期待値を上げることができます。

最初に厚く張っても、最後に厚く張っても当たる確率は変わらないため、非常に有効な手段です。

3つ目のコツは、キャリーオーバーを狙うことです。

キャリーオーバーが発生することはかなり珍しく、最近は発生したとしても話題になってしまい普段WIN5を買わない人も参戦するため妙味が減ってしまいましたが、期待値が上がることは間違いなしです。

WIN5はかなり難易度が高いですが、期待値は積みやすいので資金に余裕がある方にはおすすめです。

トリプル馬単

トリプル馬単とは、地方競馬で発売されている指定された3レースの馬単を全て的中させる馬券です。

中央競馬では発売されていませんのでご注意ください。

トリプル馬単は、比較的キャリーオーバーが起きやすいのでキャリーオーバーを狙うのが得策です。

キャリーオーバーのときだけ参戦する人もそこまで多くはないので期待値が積みやすいです。

しかし、普段地方競馬をやらない方には難易度が高いので、あまりおすすめできません。

流し・ボックス・フォーメーション・マルチの違い

流し

流しとは、1-2.3.4.5.6のように本命馬から他の馬へと流すことです。本命馬の力が頭1つ抜けていると思ったときは流しがおすすめです。

ボックス

ボックスとは、何頭か来そうな馬を選び、その組み合わせを全て購入する方法です。

主に3連複のボックス買いをする方が多く、逆に3連単をボックスで買おうとすると点数が増えてしまうので注意が必要です。

フォーメーション

フォーメーションとは、1.2-1.2.3-1.2.3.4.5のように、1列目・2列目・3列目ごとに馬を選ぶ買い方のことです。

上の例の場合、3連単だと1か2のどちらかが1着に来なければ外れとなってしまいます。

フォーメーションはボックスと比べて買い目が絞れることが大きなメリットで、私自身もフォーメーションをよく使います。

マルチ

マルチとは、馬単や3連単を購入の際に軸と相手の着順を入れ替えた組み合わせも同時に購入することです。

マルチにすると、大幅に買い目が増えてしまうのであまりおすすめはできません。

しかし、人気薄の馬が1着に来ると予想したときは、3連複のボックスよりも3連単のマルチのほうが期待値が高いのでおすすめです。

まとめ:自分の予想を上手く馬券に反映させよう

ここまで説明してきたように、競馬で勝つためには自分の予想を的確に馬券に反映させることが重要です。

期待値の高い馬を選べたとしても、馬券に上手く組み込めなければ回収率は下がってしまいます。

また、枠連のゾロ目狙いや馬単の裏表買いなどの馬券テクニックもお話しました。

少し買い方を工夫するだけで、回収率を上げることができるので、本当におすすめです。

ぜひ、馬券を自由自在に扱えるようになって回収率をプラスにできるように頑張りましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

ABOUT ME
ウマ塾長
ウマ塾長
競馬予想家
期待値をベースにして、回収率を最も重視する。
2024年に続き、現時点では2025年もプラス収支を達成。
常に競馬のことを考えている競馬大好き人間である。
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